デザインのいい注文住宅
2022年11月24日

収納スペースと奥様の生活動線にこだわった注文住宅

注文住宅は、ゼロから購入者の希望に合わせて作り上げて行く住宅ですが、何を考えて間取りを検討すべきか悩んでしまう事があります。住宅業界では、誰が言い出したのかわからない「家は3回建てないと理想の家にならない。」と言う格言めいた言葉があり、注文住宅は充分に時間をかけて考えてプランニングしても後悔や不満が出てしまうほど難しい作業です。家族の希望する居室を建築可能な形に並べただけでは、非常に住みにくい住宅となってしまうので、何を基準に間取りを考えれば良いか悩んでしまいます。

午前様もありえる父親や住宅の事を理解していない子供達は、家に対する不満を感じることは少なく、家の中を忙しく動き回る奥様などの大人の女性が家に対する不満や後悔が多く感じているとされています。その為、家族で最も忙しく動く奥様の生活動線や奥様の意見を基準に間取りを考えると案外簡単に間取りが決まり、実際に居住してみても動線が絡まず朝の忙しい時間帯のストレスもありません。注文住宅は、必要最低限の居室と収納スペースを確保して可能な限り無駄を省いた延床面積で建築されている建売住宅とは異なり、間取りにゆとりを持たす事が出来ます。奥様の生活動線を基準にしただけでも充分住みやすい間取りとなりますが、家の片付けを一手に引き受けている奥様の希望する様に収納スペースを各所に設けると更に住みやすくなります。

注文住宅は、予算オーバーが多いので延床面積の削減や建築資材の品質を落とすなど建築費用の調整が行われた結果、収納スペースが全く足りないと嘆く知人を見た事があるのではありませんか。実際に居住してみると、多めに収納スペースを確保したつもりでも足りないと感じる購入者も多く、収納スペースを十分に確保するのが住みやすい注文住宅の条件と言えます。

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